2011年 03月 31日
会報に寄せた一文・・・・私の趣味
広報誌に趣味についての記事を依頼されました・・・・。
さて、どうしようかと思いましたが恥かきも勉強のうちと
一文を寄稿いたしました・・・・。
私の趣味 しきなみ短歌会
故秋葉佑夫法人会副会長の勧めで参加した倫理活動の一環に、しきなみ短歌会という、
「短歌によって生活を浄化し個性を発揚し、もって芸術の奥堂に参じようとする歌の友の集いとする。」何やら壮大ではあるが、単純に短歌を楽しむ集いに5年前に参加したのが始まりでした。
五七五七七の三十一文字に込めた心の情景、上の句と下の句に見る転結、ましてや迷う心で歌を詠むうちに心が納まり開かれる体験は浅学学な私でも貴重な心の勉強でありました。
今は昔、万葉の時代に天皇から庶民までのあらゆる階層の人々が和歌に親しみ詠んだ万葉集、そこには生活の潤い人情の機微そして恋の歌までも納められていました。
(本居宣長が40年の歳月を掛けて解読したという・・・。)
今から1250年前詠まれた大伴家持の万葉集最後の歌
新しき 年の始めの 初春の 今日降る雪の いや重け吉事
新年のこの降る雪のように良い事が重なる年でありたい・・・・。
然しながら国難の時代へ
この稿を書いている時に東北関東大震災がありました、心からお見舞い申し上げます。
天地裂け阿鼻叫喚の地獄絵図ただ一心に冥福を祈る
一瞬で無常無念に呑み尽くす東北の地に春は虚しく
合掌
by sakumans1
| 2011-03-31 09:40
| 日本の心