シックハウス・ストップ!

SHS友の会の一周年のお祝いに横浜へ行って来ました
我が人生の大先輩である小林住宅の主宰するライフワーク事業であります
NPO法人の認証を取り活動しての一年目・・・・大きく船出した感があります
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家つくり援護会の代表小山先生が、家は買う物ではない、住い手が作るものだとの講演を2時間に渡って熱心に語りました


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東大の名誉教授であります柳沢先生のシックハウスについての講演が続けてありました
ためしてガッテンに出演した先生です


シックハウス症候群・・・・・この症状として、目眩がする、胸の鼓動が早くなる、いろんな所の痺れや痛み、メニエールのような、眠れない・・・等々、自律神経失調症と言った様な様々な事が報告されています。
しかし、家から離れると具合が良くなる、温泉なんかに行くと治ってしまう。そう、せっかく建てたマイホームから離れると症状が良くなる人をシックハウス症候群と呼ぶそうであります・・・・知らなかったな~・・・・・。

さらに柳沢先生の講義・・・・接着剤として使われるホルマリンと尿素が、水分によって分離する事から、ホルマリンが空気中に解放されて人体に悪影響を及ぼすのだそうであります。
驚いた事に、この化学分解は接着力がなくなるまで永久に繰り返すそうで古い家だからと安心は出来ないとの事でありました。特に家具については裏面とか小口から大量のホルマリンが噴出している事が報告されています。

思い当たる事として・・・・昔マンションに住んでいた頃、春先に目眩がしたり胸の鼓動が早くなったり・・・・そんな症状があり、自律神経かな?と悩んだことがありました。考えてみるとあの長谷工の安普請マンション、結露してカビだらけだった様に思います。元来ホルマリンはカビ止めであり、そういえば結露してもクロスにカビはありませんでした。昔の澱粉糊での赤や青や黄色のカビが健康だったのかもしれません。
健康被害・・・・・改めてこれからの家作りを考え直さなければアスベストのように将来に禍根を残す事になりかねません。

柳沢先生いわく・・・・・環境にやさしく真剣に取り組む企業が、消費者に最大の利益をもたらすのであります。・・・・・ドイツでは70%の国内自給率、日本は20%程度、それは民度の違いとも言える、賢い消費者を作るためにもこのNPO法人の活動を広げたいと思います

SHS友の会は神奈川で発足致しました。まずは関東で広める為にもまずは千葉で設立する事が望まれます、いざ旗揚げのその日が近づいて来ているのを感じました。
by sakumans1 | 2006-10-04 10:21 | 会社