2007年 04月 23日
夏の室礼・・・・葦戸(よし戸)
障子戸をリニュアルして何かないかと探していましたら、こんな漢字に巡り会いました。
夏の室礼、そう昔・・子供の頃はそこら中に目にした葦の戸扉・・萱とか簾、そんな風情
そういえば、昔の料亭や旅館なんかにあったなぁ~と思い出します
葦戸と言うより簾戸にちかいのですが、遊び心で夏の風情を作りました
凛とした静寂というか、アジアンテイストのようなセピアの香りが、これも有りかという印象を受けます
見本だから全部パターンを変えて・・・・そう4パターンで引き込み戸を作りました
勉強会に合せて作ったので、その評価は・・・・・・皆さん「思い出すね~・・いいね~」とても好評でありました。
こうなると次の勉強会に備えてまたもやバージョンアップを遣りたくなるのです!
季節を楽しみながら生活をしてきた日本人。
忘れてしまった多くの習慣や風情を再発見する!
これは作り手の大いなる楽しみと、原点を忘れない事の基本なのではないかと思うのです。
by sakumans1
| 2007-04-23 18:28
| 日本の心