2005年 02月 01日
格闘家・前田日明氏の語り・・・・その4
前田日明氏が語りました。「古刀を目指すものは皆、生活が苦しくそれだけでは遣っていけません。大抵は初心貫徹することなく現代刀で名前を挙げ本来から外れてしまいます。日本刀の歴史が有史以来から現代に至るまでの日本の歴史であり、日本の文化そのものであります。・・・・・・本物であるものが正等に評価される社会であるために、限りない努力を惜しみません。」

松田刀匠が弟子入りを許したのは・・師匠より弟子が裕福で生活の心配が要らない事が大きい・・と笑いながら仰ってました。
格言・・・・「弟子は師匠を選べるが、師匠は弟子を選べない」・・・しかるに弟子たる者はよくその鑑識眼を磨き、本物について学ぶ事が大事・・(吉永顧問曰く)

毎年熱田神宮での奉納が行なわれる
熱田神宮といえば草薙の剣・・・・・・この三種の神器の話もありました
*前田日明さんは年間100冊の本を読む程の読書家だそうであります・・・・・
・・・・週に一冊は読まねばと決意する所であります。
2005年 01月 31日
上棟式・・・・その3

松田次泰刀匠による玉串奉天

一番弟子・前田日明氏による玉串奉天
前田氏の話「プロレスの引退興行で初めて松田刀匠の刀を注文しました。それまで見た現代刀とは違い、鎌倉時代の古名刀を思わせる作風に身の震えを覚え、すぐさま弟子になる許可をお願いしました。」
格闘技の試合に臨む前に、真剣の刃を自身に向けて精神統一をする・・・全ての武将がそうしたでありましょう・・・・・
*誰に対しても真摯であり誠実であります、淡々と熱く語るその言葉には心打つものがあり一度で親近感を覚えファンになってしまいます。
・・・松田刀匠こそが自分の力で日本刀の人間国宝を取るべき人である・・・前田氏語る

高山武士先生による玉串奉天
直来の折、参列者にむけての高山先生の言葉「日本の文化は恥の文化といわれます。この意味するところは誇りであります。戦後、日本はこの言葉を忘れてしまった。高い誇りをもって毎日の仕事に挑んで下さい。」
この素晴らしい出会いに感謝するところであります。・・・・心より感謝。
2005年 01月 30日
日本の心・・・・・刀匠・松田次泰・上棟式その2
昨日、松田次泰鍛刀場の上棟を行ないました

通例は鉄骨で耐火構造としますが、数奇屋風の住まいの離れにあるので、木造の本格的な鍛刀場の建設となりました。

いつものように大番頭である式典委員長の部長が祝詞奏上を読み上げ、上棟式を開催致しました。
お客様を見ると、随分大きな人がいるなと思ったら何とあの前田日明氏が駆けつけて居るではありませんか。そして、その隣は古典の大家の高山武士先生まで居りました。
・・・いつも以上に緊張した部長の声が響き渡り、荘厳な儀式となりました。

2005年 01月 28日
日本の心・・・・・刀匠・松田次泰 その1
建設にあたり日本刀の歴史とその製造法並びに、その鑑賞の作法を学ぶべしと、まずは先生に付いてこの一年間、先生の主催する勉強会に参加させて戴きました。

自宅での作刀展会場にて
松田先生は近年、いままで全ての刀匠が目指すところの鎌倉時代の古刀を見事に再現した、類いまれなる天性の才能と技術を持った刀匠であります。
それは、日本人が忘れ去ってしまった文化・・・江戸時代には既に古刀の再現は不可能となってしまっていたようです。・・・・・・この永遠とも言える課題を見事にやり遂げた刀鍛冶の第一人者であります。

床の間に陳列された名刀の数々、全て手にして鑑賞を許された
古来より武器でありながら美しいもののみが時代を越えて愛され重宝とされて来た。
美しくなければ価値の無いものであり、即ち日本刀ではないのである。
・・・・・それこそが日本の文化である。・・・
More鑑定会
2005年 01月 26日
銀杏の樹・・・・倒木更新
秋には沢山の実がなります

これは11月に撮った秋の風景です
この7~8年前より実がなるようになりました。銀杏には雄と雌があるようで、どこからか花粉が飛んで来て銀杏が出来るようになりました。

現在の風景・・・枯木となって毎年繰り返します
2Fベランダが外から見えるOM体感ルームです
倒木更新・・・・・屋久杉の森、倒れた大木の後に若杉が一角の光の下に育つ。
2005年 01月 25日
朝礼・・・・朝の寝床
もう10年近くになりますが、お客様から薦められた倫理での職場の教養の本で行なっています。基本は「掃除と挨拶そして後始末」

会社のOM体感ルーム
多目的なホールで朝から暖かな朝礼が出来ます。
毎日この職場の教養を皆で輪読して、言葉のキャッチボールをし最後には実践の決意を誓って、一日のスタートをしています。
と、ここまで書くと凄く厳しい会社に聞こえますが・・・この朝礼をやっているお陰で皆たいした病気もせず、夜更かしもする事がなくなり随分と健康になりました。
今年から会社は禁煙宣言!をしました。・・・・健康住宅を売っている会社が不健康な喫煙をしていては・・・と言う事で是正あるのみです。

会社は朝の寝床から・・・・朝起きる時は頭から起き上がり、そして寝る時は足元から寝床に入る。
社長が朝一番に来てトイレ掃除、帰る時は一番最後。・・・・・実践あるのみです
2005年 01月 24日
一歩の踏み出し
中里さんに続け・・・そんな思いでブログ立ち上げました。
原稿はこれで5回目、やっと出来たと思ったら送信する前に消えてしまうのです。
少しずつのコメントがコツなのかも知れません・・そんなわけで私の数少ない体験と感想を織り込んだコメントを勝手気ままに発信しますので、よろしくお願いします。
まずは今年の年明けの安全祈願からリポートします

千葉県護国神社での初詣
毎年、年初めに連業者一同で安全を祈願するのが恒例となっています。
チーム:sakumans 2005・1・05
お客様第一主義、お客様を満足させる。
その第一番目の最優先する事項は「安全」である・・・・この意味するところが身に沁みてわかった昨年のヒヤリ・ハット・・・・心から健康と安全を宣言します。
一隅を照らす心・・・世の一端を照らし、足下を照らす灯り。